コレクション: ペタライト

ペタライトは、ほとんどが塊状で産出されるため、宝石質の産出は非常に少なく、結晶の形をしたものは小さな柱状結晶でカットされることがあります。その希少性から、コレクターや宝石愛好家の間で高く評価されています。この石は、およそ1800年ごろに発見されたと言われています。

ペタライトという名前は、ギリシア語の「petalon」(葉)と「Lithos」(石)に由来しており、その名の通り、葉片状に劈開する性質を持っています。

小さな柱状結晶であり、劈開があるため、ファセットカットされたルース(石の原石)は非常に珍しく、一般の市場ではあまり見かけることはありません。そのため、大きな結晶は非常に希少な存在となります。コレクターの間では、必ずしも所有しておきたいルースの一つとされています。

また、ペタライトはパワーストーンとしても人気があり、幅広い用途で重宝されています。特に高い透明感を持った結晶にファセットカットが施されると、非常に美しいガラス光沢を楽しむことができます。そのため、観賞用としても非常におすすめできる宝石の一つです。